うちの子お風呂嫌がるのよね~。毎回大変で。
そんなご家庭は多いと思います。
我が子もお風呂に入るのを嫌がるようになってきたので、お風呂だけで出来る遊びやおもちゃで誘うことにして、色々なやり方を試しました。
最初は楽しんでくれたおもちゃも、一ヶ月もしないうちに飽きてしまい、また新しいおもちゃで誘うとなると、おもちゃが増えるしお金もかかるので、なるべく買わずに「お風呂は楽しいところ」と思ってもらえるよう日々試行錯誤しています。
その中でも比較的飽きずに楽しんでくれた、汎用性の高い遊び方を見つけたので、いくつか紹介します。
目次
遊び方は無限大!タオル遊び
・タオルクラゲ
自分が子どもの頃、親にやってもらったという人は多いと思います。
我が家では新生児の時に使っていたガーゼタオルを使っています。
最初に見せた時は「しなぷしゅ」が好きだったので、「ぷしゅぷしゅ。ぷくー」と言ってから膨らんだタオルを潰して「しなしなー」なんて言うと喜んでいました。
その後はアンパンマンに夢中になり自分から「アンパンマンみたい」と言ってはタオルを潰してくるので、「顔がつぶれて力がでない~」と反応すると笑ってくれます。
その他、おまんじゅうやももに見立てて食べるという遊びもしました。
タオルは見立て遊びで遊び方が広がります!色んなキャラクターや物に応用してやりとりすると楽しいですよ。
ちなみに、タオルくらげを潰すときにも「ぶしゅぶしゅぶしゅ~」とか「ごぽごぽごぽ」など効果音をつけると一緒になって真似してくれることが多いです。
無意識でやっていましたが、これはオノマトペといって、0歳から2歳くらいの子どもの発育に効果的ということを後で知り、積極的にやるようになりました。
お風呂の中では水の音がたくさん聞こえるので、シャワーや蛇口や桶から流れる色々な水の音を擬音語にしていくと楽しめると思います。
・ゆらゆらお化け
これも見立て遊びの一つです。湯船の中で「お化けだぞ~」と言いながらタオルをゆらゆら揺らします。ガーゼタオルを使っているので、フェイスタオルよりもお化けっぽい動きをします。
そのうち、「おばけだじょ~」と可愛い声でお化けになってくれると思います。
我が家の子どもは、お化けにしたタオルを絞って細長くしたものを、手首にぐるぐる巻いて腕時計に見立てていました。
お化けに飽きたら、「絞る」「丸める」「広げる」「たたむ」などして形を変えてみてください。
子どもが自由に見立てるのを一緒に楽しみましょう。
・桶や壁などにあるキャラクターを隠して「だれかな?」クイズ
タオルを隠す道具として使います。
我が家には壁に貼れるキャラクターもののおもちゃがたくさんあるので、キャラクターの一部だけ見えるようにして「だれかな、だれかな?」とクイズを出して遊んでいます。
子どもの用の手桶などキャラクターの描いてあるものであれば何でも出来ます。
キャラクターでなくても、食べ物や乗り物の絵を使って「何かな?」クイズにしても良いですね。
壁に貼れるおもちゃでコミュニケーション
お風呂にぺたっと貼れるおもちゃって自宅にありますか?
100均にも売っていますが、我が家ではこどもちゃれんじで届いたものと手作りのものを貼っています。
手作りのものは、家事で出てくる発泡トレーで作りました。
油性マジックで描いてカッター又ははさみで切ります。子どもが好きな柄で作れるし、使わなくなっても捨てやすいので重宝しています。
お風呂の壁にも貼れますが、窓にも貼れるので、お部屋遊びにも使えますよ。
作った日に「今日はアンパンマンがお風呂で待ってるよ!」と誘うとすんなり来てくれました。
我が家ではこんな感じで会話して遊ぶことが多いです:
このアンパンマンなんて言ってるの?[なになに期なのでよく聞かれる]
「お風呂に自分から入れたね~かっこいいね」って。
このバイキンマンなんて言ってるの?[同じ質問を繰り返してくる]
「お風呂から上がる時は俺たちをお片付けするんだぞ」って。
このドキンちゃんなんて言ってるの?[そろそろ終わりにしたくなる頃]
「早くお風呂から上がるわよ!(怒)」って。
ほぼ私の気持ちがセリフになっていますが、私が直接言うよりニコニコして聞いてくれます。
他にも浮かぶ作用を利用して、お風呂の底に沈めてからパッと手を離し、水面に上がってくるのを観察して楽しむという事もしています。
上がってくる時の回転する動きが面白いので、何度も楽しめます。
ここでも、「ぐるるるるるる~」とか「うにょんうにょんうにょん~」といった効果音をつけると喜んでいました。
一ヶ月もすると飽きてきたので、しばらく見えない所に置いておきましたが、たまに出すと喜んで遊んでいます。
もう少し大きくなったら、タオルくらげで作ったおまんじゅうを食べさせる、といったおままごとの道具として利用できると思います。
元手がかからないので、ぜひ試しに作っていただきたいおもちゃです。
ペットボトルロケット
蓋のない空のペットボトルを用意します。
蓋の部分を下にして湯船に沈めて、手を離すと勢いよく浮かんできます。
まっすぐに沈めると水面からかなり高く上がり、落ちてきたペットボトルが当たると痛いので、高さを調節して遊んでください。
ペットボトルを斜めに沈めて、泡が出るのを観察したり、入れた水を洗面器や桶の中に移し替えたりしても楽しめます。
ペットボトルのサイズは、最初に500mlのものを使っていましたが、暖かい飲み物が入っている280ml~350mlのものの方が、子どもにとって扱いやすそうでした。
ヤクルト容器やその他の乳酸菌飲料のボトルも使えます。子どもの成長に合わせてサイズを変えていきましょう。
お湯の移し替え遊び
基本は手桶や割れないコップなど水を入れるものを二つ用意します。
湯船のお湯を片方に入れたら、もう一方へ注ぎ入れる。この繰り返しです。
できたらスプーンでお湯を作ってコップにうつす遊びにも挑戦してみましょう。
おすすめは100均のプラスチック製「計量カップ」と「計量スプーン」です。
なぜなら、「水を量る」遊びにも発展できるから。
お風呂だとこぼす心配をしなくて良いのがこの遊びの良いところで、遊びに集中させることができます。
色水の移し替え遊び
お風呂が濁っても構わない場合は、色水を移し替える遊びに発展させます。
色の変化が見やすくなるので、使う容器は透明のものが良いです。
色水にするものは絵の具でも良いですが、我が家ではダイソーのお風呂ペンを溶かして使っていました。
お風呂用のクレヨンでお絵かき
部屋だとお風呂の中よりもおもちゃが多いせいか、お絵かきをあまりしないのですが、お風呂だとお絵かきをする頻度が高いです。
「これなーんだ?」と言って親が何を描いているのか当てるクイズをしたり、数字を書く練習をしたり、点線を書いてなぞったり、お勉強モードにならずに出来ます。
部屋でたまにお絵かきをしている時は、その間に家事をしていました。お風呂の方がじっくりと向き合って遊べるので、子どもにとってはお部屋より楽しめるのかもしれません。
お風呂は子どもとコミュニケーションを深める大切な時間!
最後に:お風呂に入る前に子どもと遊びを決めるとスムーズ
「お風呂にいくよ」と言うといまだに渋る時がありますが、「今日はお風呂で何して遊ぼうか?」と聞くと気分が少しお風呂に向いてくれるようになりました。
乗り物ごっこでおんぶをして「おふろ駅」まで連れて行くと、お風呂に入るスイッチがはいることもあります。
本人が眠かったり調子が悪い時は、それでもぐずって最終的に私が怒ってしまうことも・・・
なかなか一筋縄ではいきませんが、時には諦めてお風呂をスキップしても良いと思います。
ご紹介した遊び方で、お風呂時間を少しでも楽しめますように!