読み聞かせが効果的な理由|0歳から読んで遊べる絵本5選

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子どもと何を話して良いか分からない。

という方は早くから絵本の読み聞かせをするのが良いです!

まだ話さない赤ちゃんでも、絵本から得る刺激や、母親に包まれて読む感覚は情緒安定にも良いそうです。

以下に、その解説と長く使えるオススメ絵本と遊び方を、筆者の実感とともに紹介します。

この記事はこんな人に向けて書いています

  • ファーストブックに何を買えば良いか迷っている
  • 子どもと早くコミュニケーションがとれるようになりたい
  • まだ子どもが小さいけど何かしてあげたい
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赤ちゃんからの読み聞かせをオススメする理由

読み聞かせは親と子どもの情緒安定剤

読み聞かせは子どもだけに効果があると思っていませんか。

実は読み聞かせの時間が長いほど、親の子育てストレスが減るそうなのです。

上の記事によれば、読み聞かせによって、子どもの気持ちや行動が落ち着いたことを親が感じられるからではないかとあります。

その自覚はありませんでしたが、ふわふわの子どもの頭に顔を近づけて、絵本のかわいらしい絵や優しい言葉を読んでいると、読み手側である親の気持ちが落ち着きます。

段々と読む文字数が増えて大変ですが・・・

読み聞かせは子どもの発語を早めることにつながります。

我が家では子どもが1歳半くらいに2語文、2歳になる前には3語文が出ていました。

言語発達の面だけでなく、子どもの情緒にも良い効果があるそうです。

読み聞かせをしてもらっている時の子どもの脳ではリラックスした状態となり、さらに、人間の情緒(喜怒哀楽)をコントロールする大脳辺縁系を発達させ、情緒豊かな人間に育つことが期待されます。

https://kids.ohbsn.com/column/honnoyomikikasega/

読み聞かせは、親子にとってメリットの多いものなんだなあと実感しています。

読み聞かせはいつから?ねんね期の赤ちゃんから有効

こんなに小さいのに読み聞かせしても意味あるのかな?

と思う人も多いと思いますが、赤ちゃんからの読み聞かせは米国小児科学会も推奨しています。

2014年、米国小児科学会が乳児のうちから読み聞かせを始めるよう親に呼びかけるガイドラインを発表しました。

以下はそのニュース記事の一文です。

AAPの特別研究員で、米ノーザンウェストチェスター病院(Northern Westchester Hospital)小児科科長のピーター・リシェル(Peter Richel)氏によると、興味がないように見える乳児でも、読書から恩恵が得られるという。

https://www.afpbb.com/articles/-/3018720?page=2

つまり、赤ちゃんからの読み聞かせも効果が期待できます

専門家が言うなら説得力がありますよね。

乳児からということなので、産後ママの体が少し楽になったらいつでも始めて良いと思います。

我が家の場合、産褥期を過ぎ少し私が暇を感じるようになった生後3ヶ月の終わりに始めました。

本の内容だけでなく、ページをペラペラめくる音を聞いたり、紙を触ったりしても刺激になると思います。

オススメしたい絵本たちと楽しみ方

Sassyのあかちゃんえほん がおー!

鮮やかな色と規則的な模様で、まだ視力の未発達の赤ちゃんでも認識しやすいSassyの赤ちゃん絵本シリーズの一冊です。

厚紙で破れにくくできています。

何でも口に入れたり触ったりする時期なので、ファーストブックにオススメです。

タイトルの「がおー」をはじめ、動物の鳴き声がたくさん出てきます。

赤ちゃんはパ行の破裂音を好むそうなので、絵本の中のパ行を含む破裂音は特に意識して読み聞かせると良いと思います。

腰がすわって物を掴むようになると、厚紙絵本なら自分でめくれるようになるので、本人にめくってもらいながら読むと指先のトレーニングにもなります。

もっと成長すると読むだけではない楽しみ方ができます。

スマイル君探し

絵本の各ページに一個ずつスマイル君がでてくるので、どこにスマイル君がいるか探す

数を数える

数えることに興味を持ち始めたら、各ページの動物の数を数える

色合わせ

色の名前を覚えてきたら、ベビーコロールや色付きの積み木などをそれぞれの色の上に置く

※ベビーコロールについては別記事に遊び方を書いています。 

表情理解

動物たちの表情を真似したり、「どんなかお?」と質問してコミュニケーションする

どれも1歳~2歳の頃にやっていった遊びなので、0歳以降も長く使える絵本です。

いっしょにあそぼ しましまぐるぐる

柏原晃夫さんが描くいっしょにあそぼシリーズの一冊です。

赤ちゃんが泣き止む絵本としてベストセラーになっています。

こちらも厚紙でかなり丈夫なので、ずっしりとしています。

色々な「しましま」と「ぐるぐる」が出てきます。

絵本を傾けたり回したりすると、しましまとぐるぐるに動きがでて楽しめます

絵本自体に回るしかけがある「しましまぐるぐる」もあります。

最後のページにはしかけ穴があり、指を入れたり、穴をのぞいたりできます。

また、各ページに使われている色や模様がとてもシンプルなので、色合わせがやりやすいと思います。

公式サイトを読むと、編集者の切実な想いが詰まった一冊だと分かります。

赤ちゃんが泣き止まない時のために、持っておくと良い絵本です。

どんどこ ももんちゃん

ももんちゃんシリーズの一作目です。

ペラペラな本なので丈夫さはありませんが、子どもが大好きな絵本で何度となく読み聞かせをしました。

かわいらしいももんちゃんが「どんどこ どんどこ」と急いで走っていくお話です。

クマに通せんぼされても、転んでしまっても、走り続けるももんちゃん。

最後のページでその理由が分かります。

文字は少ないのにストーリーになっていて、ももんちゃんの表情から気持ちが伝わってきて心が温まります。

読み終わると子どもをぎゅっとしたくなる絵本です。

心のサプリとしておすすめします。

ももんちゃんの絵本はたくさんあるので、気に入ったら他の絵本もぜひ読んでみてください。

赤ちゃんの大好きなオノマトペが繰り返しでてきますので、楽しめると思います。

だるまさんシリーズ「が・の・と」

リズムや音がおもしろかわいい絵本です。

声に出して読んでみると、他の絵本にはない独特の味わいがあり、何度も読みたくなります。

読んでいる大人が先にハマってしまうかも。

読み聞かせしているうちに、子どもとたくさん遊べる絵本になりました。

だるまさんが・・・だるまさんが伸びたり縮んだり。だるまさんのマネをして楽しめる。

だるまさんの・・・だるまさんの目や手がクローズアップ。体の部位のことばを子どもと確認しながら読める。

だるまさんと・・・いちごさんやバナナさんたちが登場。ごあいさつ遊びなどのやりとり遊びができる。

だるまさんがの最後のページに、だるまさんが笑った顔をしているのですが、子どもが8ヶ月くらいのとき顔マネをするようになりました。

今でも写真を撮るときよくその顔をします。

ことばの意味や理屈がよく分からなくても、何だかおもしろくなっちゃう。そんな絵本です。

お?かお!

目や口や眉がうごく「しかけ絵本」です。

にっこり顔から笑った顔、きりっとした顔からしょぼんとした顔など、表情を変えることができます。

色々な表情を作ったり、表情をまねしたりして楽しめます。

「表情が変わるしかけ絵本」ってあまりないんじゃないかと思います。

最初は親が動かして見せますが、1歳くらいになると自分で動かして表情が変えられるようになるので、長く楽しめる絵本です。

赤ちゃんは本能的に人の顔を見るそうです。人の顔でなくても、人の顔の配置になっていれば注目するんだとか。

絵本の「目」をキョロキョロ動かし、赤ちゃんの目と合うように見せてみてください。

どんな反応をするか試してほしいです。

読み聞かせから広がる赤ちゃんとのやりとり

絵本の中でも赤ちゃん向けの絵本は、読み聞かせるだけでなく、色んなやり方で楽しめます。

自分なら使わない表現も絵本ならたくさん伝えられますし、赤ちゃんに何を語りかけて良いか分からない時期にとても助けられました。

ただ、赤ちゃん向けの絵本は文字数が少ないので、すぐに読み終わり、繰り返し読んでいると大人が飽きてしまいます。

単調に読むよりは、表情や声を変化させながら読むと飽きづらいと思います。

表情、大きい声と小さい声、高い声と低い声をフルに使って、大人も楽しんで読みましょう。

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