子どもと「パディントンのぼうけん」を見ていてふと思ったことがあります。
「パディントンのぼうけん」のテーマソング(主題歌)って、耳に残りませんか。
きちんと歌詞を聞いていなくても覚えやすいと思います。特にサビの最後でパディントンの名前が歌われる部分は印象的で、つい口ずさみたくなるメロディーと歌詞です。
公式チャンネル Paddingtonより
「パディントンのぼうけん」を見ていない人でも、ちらっと聞いただけで覚えてしまいそうなほどシンプルです。
こうした耳にこびりついて離れないメロディのことを、”ear worm”と言うそうです。
これぞ、テーマソングですね。
主題歌を書いた人や歌手は誰なのか。これを知れば「パデイントンのぼうけん」がもっと面白くなる・・・かも!
目次
主題歌の歌詞はパディントンらしさ全開
著作権に関わるので、歌詞の全文は以下のリンクをご覧ください。
Paddington Bear (From “The Adventures of Paddington”)
冒頭の歌詞の中では、パディントンの過去と今がさらっと書かれています。
2番以降からは、誰にでもフレンドリーな愛されくま・パディントンの「らしさ」が伝わる表現が出てきます。
テーマソングとは、作品の主題を基調としたものだそうです(weblio辞書より)。
歌詞はまさにそうなのですが、耳に残るサビフレーズとメロディーも、パデイントンの世界にぴったりのイメージに仕上がっていて、抜かりないプロの仕事で出来上がった一曲だと思います。
ちなみに、日本の都市名も登場してくるので、リンクで歌詞の全文をチェックしてみてください。



語彙もそれほど難しくなく、意味が分かりやすいです。
歌っている人はただものじゃなかった!
Very happy to announce that I've written the new theme song for 'The Adventures of Paddington' ! I believe it'll be on your screens in March 2020 on @nickjruk … I hope you like it and our Daisy and her friends have a feature on the track !!! #Paddington 🧸 pic.twitter.com/IV4KnJdQK4
— Gary Barlow (@GaryBarlow) November 20, 2019
「パディントンのぼうけん」の主題歌を作り歌っているのは、イギリスのシンガーソングライターであるGary Barlow(ゲイリー・バーロウ)。
30年以上のキャリアのあるベテランですが、始まりはTake That(テイクザット)という5人の男性グループの活動です。
結成は1990年。
バックストリート・ボーイズやスパイス・ガールズよりも前ということで、ダンス&ボーカルグループの先駆けと言える存在になっています。
1995年にリリースされた”Back for good”という曲は、日本でもよく流れていたので、知っている人が多いのではないでしょうか。
Take That 公式チャンネルより
“Back for good”もゲイリーが手掛けた曲だそうで、パディントンのテーマソングとは全然雰囲気の違うものが作れる彼の才能に驚きます。
当時の人気の高さや影響力を知らないのでピンと来ませんが、日本で言えばSMAPのような誰もが知っている国民的グループだったのかも知れません。



現地の人が見たら「テイク・ザットを知らない奴がいる」ことに驚かれそう。
グループには、あのRobbie Williams(ロビー・ウィリアムス)の名前も。私がイギリスにいた時、ソロ活動でとても活躍していた方です。
ファンでなくても彼の名前をメディアで見聞きしていましたが、ゲイリーについては知りませんでした。
ひょんな所からつながりが見つかり、嬉しくなったのは言うまでもありません。
参考記事: Music Talkers, ソニーミュージック
ゲイリーやパディントンの曲がAmazon Musicで聴ける!
“Back for good”のようなヒット曲を作るゲイリーなので、他にも良い曲を作っているはず。
アマゾンミュージックで調べてみると、「パディントンのぼうけん」のテーマソングを含めゲイリーのアルバムやシングルが入っていました。



さすがアマゾンミュージック!
アマゾンエコーから流してもらえば、好きな時に歌が聴けます!
プライム会員の場合、アマゾンミュージックは基本シャッフル再生になっています。好きな歌を選曲して流す場合は、Amazon Music Unlimitedに登録が必要です。
以下が、アマゾンミュージック内で聴けるシングルとアルバムです。
シングル | アルバム |
A Different Stage | The Dream of Christmas The Dream of Christmas(Deluxe) |
Incredible Christmas | Music Played By Humans (Deluxe) |
Paddington Bear (From “The Adventures of Paddington”) | Open Road (21st Anniversary Edition) (Remastered) |
Twelve Months, Eleven Days |
ゲイリーは曲提供もしているので、彼が書いた曲だけを集めたプレイリストもあります。
何を選んで良いか分からない場合は、こちらから聴き始めると良さそうです。
初期Take That時代の曲も新曲もアマゾンミュージックで
Take Thatは一度解散しました。
元々は5人グループでしたが、紆余曲折を経て現在はゲイリーを含めて3人で活動しています。
2023年に活動を再開したばかりで、”オフィシャルサイト”、”公式Youtubeチャンネル”、”facebook”、”X”と様々なメディアで情報が随時更新されており、これからの活動に期待が高まっています。
ゲイリーがTake That時代の曲の大半を作ってきたので、曲作りには困らないと思いますが、5人揃った姿を見たい往年のファンは多いでしょう。
そんな声を反映するかのように、アマゾンミュージックでは5人のTake That時代から最新の曲まで全32枚のシングルとアルバムを聴くことができます。
1つオススメすると、アルバム”Take That Greatest Hits“は前項で紹介したBack for goodを含めたヒット曲ばかりが入っているので、「聴いたことがある」という曲が見つかるかもしれません!
Take That最新情報はこちらから(全てのメディアに飛べます)
参考記事:rockin’on. com, wowow, smooth radio
まとめ
「パディントンのぼうけん」の歌への興味から始まり、歌い手を調べてみたら思ったよりずっと大物が出てきました。
「パティントンのぼうけん」のテーマソングは、イギリスで愛されるくまとミュージシャンの奇跡のコラボですね。
キャリアと知名度と実力のあるゲイリーなので、主題歌を作ることになったのは自然なことのように思います。
今後は番組を見る度にゲイリーを思い出しそうです。

